社長の想い
2026年、社長の想い
例年に倣って、暦から今年の全体を俯瞰したいと思います。
今年の干支は丙午(へいご・ひのえうま)です。
丙の字義ですが、丙は五行説では火の性格、方角では南、季節では夏です。
『説文解字』(後漢・許慎著)に「丙は南方に位(くらい)し万物成りて炳然(へいぜん)たり。陰気初めて起こり陽気まさに欠けんとす。一の冂(けい)に入るに従う。一なる者は陽なり」とあります。
「万物成りて炳然たり」とは夏に陽気がぐっと伸長して万物が繁茂し、光輝いているということです。「炳」には、あきらか・輝く・強い・著(いちじる)しい、などの意があります。陽気が盛りの絶頂に達する一方で、陰気が生ずる気運となるのです。
漢書(かんじょ)(漢の歴史書)の「律暦志」に丙の字は一と入と冂(けい)から成る会意文字で、一は陽気を表し、それが冂(けい)(かこい)の中に入り、隠れてしまい、やがて陰気が生ずる気運となる、と説明しています。
このように、丙年は物事が盛んになり、大いに伸長する年なので挑戦することで大きな成長や飛躍が見込まれる希望が持てる年です。
20年ごと、9つの大きな傾向を持った時代の第9節に入った昨年、2025年、これまでの常識とされていたことや権威と見られていたことの裏が白日の下に晒され、価値観が大きく変わる20年間の1年目を過ごしました。100年に一度の産業革命と言われるその時にあって、アメリカに第二次ドナルド・トランプ政権が成立し、その変化の様を関税戦争、イランへの軍事侵攻、グリーンランドの買収、真に民意を背負った日本初の女性首相の誕生と、古い権威主義を以って日本を自分の良いようにしようとしていた中国の企みやそれに加担していた日本の国会議員始め、人や企業が炙り出され、中国との貿易戦争が静かに始まっていたことを目の当たりにしています。
今年、火を司る丙の午年、「物事が盛んになり、大いに伸長する」という年を迎えるに当たり、私たちが目指すべき明るい将来。子供達が夢を持って挑戦でき、全世代がワクワクと夢を持って新たな時代を創る作り手として前向きに参加できるためになすべきことを改めて考え直しました。アップローズはSDGsの精神に則り、情報から取り残されがちな地方の地域に、再びガラパゴス化しない「AIの普及」を以って「人とAIの協働」する社会に向けた取り組みを加速します。欠けている者同士の強みを共有し、「JV(協業)」を以って、支え合い、伸ばし合う関係を積極的に進めます。
激動の時代だからこそ、一歩先を照らす灯火、シェルパー(道先案内人)として、革命に向き合いたいと思っています。
2026年元旦
株式会社アップローズ
代表取締役
上田 泰三
